有名人の話し方ぶった斬ります!橋下徹さんの発声や話し方から学ぶ点改善する点

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みなさんこんにちは\(^o^)/

東京都内渋谷区恵比寿徒歩2分のボイトレ、ビジネスボイトレ、話し方スクール

『ファイブイービジネスボイスコーチ&ボーカルトレーニングスクール』代表の浦麻紀子です!

今回は、以前ブログでも紹介しましたが好評だったので再投稿いましたす!

今メディアによく出られている方の話し方を解説いたします!

第一弾は、「橋下徹」さんです!

彼はよくメディアに出られていますね!新型コロナになってからは彼の求心力も素晴らしいと思います。内容はそれぞれ皆さん思うところはあると思いますが、話し方の観点から見るととても素晴らしくマネしたい部分もたくさんあります。

まず、彼は必ず人の意見を聞いたあと

「〇〇さんのおっしゃる通りです」

と仰います。

もちろん、そう思わないのであればそう仰いますが、今このコロナ禍において、なにが正義か何か間違っているのかの議論ではなく、まずは相手の意見をしっかりと最後まで聞いてからお話しされます。

これは、出来るようでなかなか出来ている人は少ないのではないでしょうか。例えば、人の話に「それは違う」と話に割り込んだりする方も多いと感じます。

そして、そのあと必ず相手の意見をしっかりと詳細を交えて肯定する。わからない所は分からないとおっしゃるので表面上だけの会話に聞こえずしっかりと議論出来るのだと思います。

それを踏まえて、自分の意見を交えたり反論したりします。

まずは人の意見をしっかりと聞き、良いと思うところはそれをきちんと言葉で伝えています。

そして、「〇〇さん、ただ僕の意見はこうなのです」と、意見を交換したり説得します。

この時必ず彼は「〇〇さん」と相手の名前をちゃんと仰います。これもできているようで出来ていない方は多いです。

誰になにを伝えるのか

誰がなにを伝えたいのか

その上で相手の意見を擁護したり、自分の意見を発言したり。

たまに過激にこともおっしゃいますが(笑)

話し方、伝え方としてはとても実直で良いと思います。

例えば、この人の意見に反論したらヤバいかな、とか、当たり障りないこと言っておこう、

などの自己防衛感はあまり感じないので、正直な感じに聞こえます。

たまにいますよね、自己防衛の塊みたいな方。人のせいにしたりする人は自分は好きではありません笑)

例えば、待ち合わせで自分が遅刻することを相手に伝えた時にその時は「いいよー全然気にしないからゆっくりおいでね」と言っておきながらずっと後でぐちぐち言う人とか(笑)それならその時ちゃんと言って欲しいと思います。

橋下徹さんはその場で思ったことや感じたことを含ませながらエビデンスや今後の状況を鑑み発言し、その時にちゃんと相槌したり頷いたりします。これはとても重要ではないかと思います。相手も、自分の話をちゃんと聞いてくれているんだとわかります。

ただ、橋下徹さんは表情筋が少し固いので柔らかくしたらええなと思います!特に上顎や上唇挙筋などを鍛えられるとええかなと!

多少閉鼻声気味なので、「na」「ma」が聞き取りづらいです。無声音が引っ込んでしまうので言葉の奥行きがあまり感じられません。特に口の奥が横に広がっているので口腔共鳴が得られていないというのも特徴的でしょうか。それに伴い舌の動きが制限されています。舌先のトレーニング要るな!

余計なお世話でしょうが(笑)

そして橋下徹さんは最後に

「自分はこう思うのですが〇〇さんはいかがですか?」

と相手に意見することを促します。

話し方だけをとれば、やはり彼は弁護士さんなんだなと感じます。

弁護士の生徒さんもいらっしゃいますが、弁護士とはいかに相手を説得できるか、納得してもらえるかというところが重要になってまいりますので、話し方や滑舌など、相手にきちんと伝わる話し方が出来ているかによっても状況は変わってくると思います。

弁護士さんは知識だけでなく、演技力や表現力も必要なんですねと生徒さんと話してました(笑)

相手にもそれぞれ正義があり、自分の正義もあり、こんなコロナ禍の状況だからこそ成長できる部分もたくさんあると思いました!

第二弾もせめたいと思います(笑)

「誰になにを伝えるのか

誰がなにを伝えたいのか」

これですね!!

オンラインレッスン、弾き語りレッスンや滑舌、話し方レッスンも行なっています

http://ula-voice.com/