話し方や歌が上手い人は子音と母音の距離を習得している

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みなさんこんにちは\(^o^)/
東京都内渋谷区恵比寿駅徒歩2分のボイトレ、ビジネスボイトレ、話し方スクール
『ファイブイービジネスボイスコーチ&ボーカルトレーニングスクール』代表の浦麻紀子です!

ようやく春が来ましたね!暖かい日も多くなって外に出たくなりますね!まだまだ季節の変わり目ですが。
1日の気温差が激しいと身体にとってはすごく負担のかかる季節でもあります。

声を出すというのは筋肉運動だということは前にもお伝えしましたが、気温差が激しいと内臓の温度も安定せずに筋肉の動き方も変わってきます。

それでもやっぱりはっきりとした声で話したいし気持ちよく歌いたい!!

そこで、お家で出来る滑舌アップのトレーニングをご紹介します。

母音法と言われるものです。

これは、ひとつひとつの言葉を歯切れよく区切って粒を揃えることで言葉をしっかりと伝えるという方法です。

例えば
「おはようございます」なら
「おあおおおあいあう」

「逆流性食道炎」なら←なぜ
「あううーえーおうおーえん」

「アミドアデニンジヌクレオチドリン酸」なら←もはや何かもわからない
「あいおあえいんいううえおいおいんあん」

実際にボイトレでも一曲を母音で歌ったり話し方のレッスンのトレーニングでもよく使う言葉を母音で発声したりします。
言葉を美しく発音するためにも、子音と母音の距離感も掴むためにも別々にトレーニングすることか重要であると考えます。

劇団四季の旗揚げ公演(1950年代)を見た浅利鶴雄さんが「セリフがよく聞き取れなかった」と答え、それ以来台詞術は劇団四季の大きな課題となったらしく、「ピアノ協奏曲でオーケストラの音の壁をピアノの音が抜けて観客に聞こえるためには一音一音が真珠の粒のように同じ大きさできれいに揃って等間隔になってなければならない」という小沢征爾さんの言葉に着想を得、母音の研究に着手したと言われています。

さあみなさんも今日から身近な言葉を母音で話してみましょう!

オンラインレッスン、弾き語りレッスンや滑舌、話し方レッスンも行なっています

http://ula-voice.com/