抑揚のある歌や話し方はフルコース料理から学ぶ?!

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みなさんこんにちは\(^o^)/
東京都内渋谷区恵比寿駅徒歩2分のボイトレ、ビジネスボイトレ、話し方スクール
『ファイブイービジネスボイスコーチ&ボーカルトレーニングスクール』代表の浦麻紀子です!

歌が淡々としちゃう。
話し方に抑揚がない。
一本調子になる。

この悩み、お持ちの方けっこう多いですよね!

そんな時は、コース料理を思い出してみましょう!

【前菜】
コース料理ではじめに出てくるお料理!
量は少ないですが見た目が鮮やかで食欲が駆り立てられます!
これからどんな料理が出てくるかワクワクしちゃいますよね!!

歌でいうと前奏(イントロ)、Aメロの部分です!
曲の導入部でもありますから、これからどんな風に盛り上がってゆくのかを聴き手に想像させることが大切ですね!!
そのためには
丸裸になるよりも、チラ見せですね!
もっと聴きたいな!って思っていただけるように、伝家の宝刀はおいしいところまでお預けですね。

【スープ】
さらっと飲めてメインへの胃作りです!

曲でいうとBメロですね!
サビへ繋げるための橋渡し的存在です!チラ見せのAメロとサビをスムーズに繋ぐことで曲の雰囲気を壊さずに盛り上がれます!

日本のポップスにはBメロが入っている場合がほとんどですが、海外のポップスを聴いてみましょう。
Bメロが無い方が多いです!
うーん、というより「ここ!!Bメロ!!」のような存在感見せつけパターンは少ないです。
生まれた国によっても表現方法も変わるということですね!

【魚料理】
やってまいりました!メイン!!
ヨダレがとまりませんっ!( ̄▽ ̄)←
前菜、スープを受けて、さあいよいよ食べるぜ!!!と意気込む場面です!

曲でいうと、まさにサビ!!!
かっこ良く歌いたいわ~!という方も多いですよね!声の張りやビブラート。スパイスで味付けしたり煮たり焼いたり!
「魚の味を最大限に引き出す」=「自分の声を最大限に活かす」
という意味では和食のフルコースが最適ですね!!向付や鉢魚の感覚でしょうか!

【ソルベ】
口直しのデザート!
お口さっぱりにして次のメインに備えます!

曲でいうと間奏(インター)、楽器ソロ、歌の無い部分(長い休符)でしょうか。
歌声が消えることも重要です!
歌いっぱなしだと聴いている方の緊張感がなくなり、ダラーっと聞こえてしまったりすることもあります。
歌うところと歌わないところ。
空間をしっかり使うのもサビをかっこ良く聴かせるためのひとつのスパイスですね!!

【メインその2】
お肉~!!!キターーーッッッ!!!がっつりーー!!!!\(^o^)/←食べたいだけ

曲でいうと大サビ、Dメロ(サビをCメロとした場合)と言われる部分です!
曲の中で最もぐわーーーんと盛り上がる感じのところです!
サビが転調していたり、サビとは全く違うメロディが入っていたりする場合があります。

ここはサビとは違うアプローチでも面白いですね!!歌や声でどう表現するか!
サビ、大サビは盛り上げないとダメだから、、といって、結局サビ部分を全体的に盛り上げようとすると結果のっぺりしてしまったり、何だか力技、、という印象を与えてしまったりするので、お料理の時のようにお肉やお魚を食べ続けるわけではなく、途中でお酒やお水を飲んだりしますしね!それが大切ですね!

【フルーツ、デザート】
さて、コースも終盤、曲も終盤です!
コーヒーを飲んだりもしますし、コースのお料理を思い返しながら消化を促進させます。

曲だと、後奏(アウトロ、エンディング)の部分ですね!
歌が終わって楽器のみの演奏になったりしますが、ここでぼーーーっとしていると何ともまあ勿体無い!!!
曲の最後までキチンと顔や息、雰囲気をしっかりキープしましょう!
余韻、、、そうこれがとても大切です!!
お料理でもコーヒーを飲みながら、あれが美味しかったこれが最高だったとコースの中身を話したりしますしね!

前菜のパプリカとメインの付け合わせのパプリカとでは味付けや調理方法が全然違うように、一曲の中でたとえ同じ高さの音であっても、Aメロ、Bメロと場所が違うだけでも声のアプローチを変えたりすると曲が立体的になってきますね!!

二次元の絵本よりも、
飛び出す絵本のスリーディメンショナルな歌を!

http://ula-voice.com/