歌唱力アップの秘訣

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みなさんこんにちは\(^o^)/
東京都内渋谷区恵比寿駅徒歩2分のボイトレ、ビジネスボイトレ、話し方スクール
『ファイブイービジネスボイスコーチ&ボーカルトレーニングスクール』代表の浦麻紀子です!

先日、事務所のアーティストさんのレコーディングがあるのでフレージングのディレクションをしていました!

歌唱指導は、多岐に亘ります。
まずは、
・リズムのはめ方、取り方、出し方、
そこに乗せるフレーズの音の取り方(ベンドアップするのかシンコペーションをしっかり出すのか等)
・言葉の乗せ方(母音が繋がってるのかどうか、子音を立たせる部分は曲の戦略通りか等)
・ピッチコントロール(まずはど真ん中に落とせるか、その後左寄り(逆も)のピッチに乗せられるか等)
・譜面の読み書きは出来るか
・声帯の開閉強度コントロールによる声の表情作り(喉より上の筋肉を使って強めに締めるのか比較的緩めにして出すのか等)
・地声、ミックス、裏声の使い分け
・舌筋による子音と母音の距離とバランス

などなど、書き切れないほどにたくさんあります!

上記は、曲を表現するための技術力で、
実際にはその曲の意図をしっかり汲み取ってどこまで具現化出来るかと言ったところでしょうか!
具現化、具体化出来る技術力がないと独りよがりに聞こえてしまうのもまた事実。
特に、自分の歌声をたくさんの人に届けたいというアーティストさんやその他の方でも、
第三者が聞いてどうなのかという客観的な耳は少なからず必要になってまいります。
これは、自分がどう表現したいか、そしてそれが出来ているかどうか、表現は曖昧になっていないか、技術は追い付いているか、など、
たくさん考察する部分はあります。

ディレクションしていた曲で、音の跳躍が6度のメロディーがたくさん出てきました。
この跳躍は、ポップスでもクラシックでも、憧れの、そして人の耳に残るとても素晴らしい音の流れです。たとえば、「北の国から」やドリカムの「 love love love」の冒頭、オフコースの「さよなら」のサビなどは6度ですね。
とても印象深い跳躍です。
そのポイントを、理解しながら言葉を落とし込むのか、何も気にせずに歌うのかでは雲泥の差です。ちゃんと理解してるなという人の声の出し方は違います。逆も然りで、適当に歌ってるなというのも分かります。

音楽とは奥深く、それでいて誰に対しても平等で優しく、気持ちを洗い、心を奮い立たせ、人生の大きな大きなスパイスであると考えます。

最近はめっぽう減ってしまいましたが、新型コロナが襲ってくる以前は週に2,3度は関係者の方々と飲みに行って音楽談義をしていました!
それがもう楽しいし勉強になるしで、一日も早くそういうことが日常に戻ってくることを願いながら、、

心に太陽を、くちびるに歌を\(^o^)/

オンラインレッスンやテキストレッスン、弾き語りレッスンも行なっております。
http://ula-voice.com/