みなさんこんにちは\(^o^)/
東京都内渋谷区恵比寿徒歩2分のボイトレ、ビジネスボイトレ、話し方スクール
『ファイブイービジネスボイスコーチ&ボーカルトレーニングスクール』代表の浦麻紀子です!
今回は前回に引き続き今メディアによく出られている方の話し方を解説いたします!
第三弾は「菅義偉」内閣総理大臣です!
言わずもがな、日本のトップです!
一挙手一投足が注目されるお立場ですね。
が、そんなん関係なくダメ出ししていきます!(笑)
「母音のウ」が非常に弱い。口の奥が塞がっているのでウの発音が不明瞭です。
さらには息の流れが弱いので無声化する音に息が混じりません。特にタ行が全滅です!タ行を含む拗音(小さなや、ゆ、よ)もクリアに聞こえません。「ちゅう」が「ツウ」になります。
また「いただくことは〜」などの言葉は無声化する行が連続で入りますが、息の流れも舌根が下がり切らないので「く」は空振りします。息が乗っていれば無声化でも綺麗なのですが舌根が上がっているので息も流れず
「いただっことは」になってしまいます。
「今年になって」「自治体」などナ行やタ行が続くところも舌がほとんど動かずに「今年んなって」「じったい」になります。
東北地方の方に多い話し方かなと感じました。
東北に限りませんが寒い地域で生まれ育った方は口を大きく開いて話す癖がない(寒いので大きく口を開いたり早口にしてしまったりなるべく短く話す)ので仕方ないことでもありますね!
息をしっかり口の中で回さないので全体の滑舌が良くありませんし口の中が開いていないので舌を動かすスペースがほぼありません。
声質自体は張りもあってとても良いし自分は好きな声質です。
お酒を嗜まれないということも要因でしょうか。この年齢の他の議員さん達に比べて声枯れはありません。お酒好きな議員さんの声はガラガラで聞き苦しいですね。うちもお酒好きで良く飲みます!(笑)が、枯れないように大量の水とともに飲んでいます。そうすればほぼ枯れません。
菅総理の表情筋もほとんど動いていません。口角挙筋、大頬骨筋、頬筋が動かないのも寒い地方にお住まいの方に多いですね。動かすと寒いですもんね。
眼輪筋も動かないので眉毛も動かず感情が見えづらいです。
話グセとしては、まず早口です。クッション言葉も母音が伸びます。
原稿を読まれているときは2〜3秒のセンテンスて読点を入れていらっしゃるため意味は伝わりやすいです。
ただアドリブの話し方は早口で、基本標準語のイントネーションですがちらほら訛りが出ます。
「こうした」「手段」など。
うちは関西人なのでモロに関西訛りです!
ですので自分が標準語というのを完璧にマスターできたのは仕事で使うからしか他なりません(笑)
ただ彼の場合は日本全国民へのメッセージになるので言葉を的確にスピード感を持って伝えるためには必要なのかなと思います。議員職も長いですので標準語は長年身近に感じられているでしょうし総理大臣という職に就いていらっしゃっても、訛りというのはなかなかどうして取れにくいもんです(笑)
舌の前後運動や舌根のトレーニング、拗音を使った発声を練習してほしいなと!それに加えて顔の筋肉を動かす習慣があるとええですね!日本のトップに向かって平然とダメ出ししますが(笑)
今後もぶった斬ってまいります!
オンラインレッスン、弾き語りレッスンや滑舌、話し方レッスンも行なっています